太陽王発電観測所

いつも心に太陽王。柏レイソルの動向を厳しい目で観測。

6失点…未来に望みはあるか - 2018 J1 第17節 vs鹿島アントラーズ@カシマ

f:id:reynbow:20180723010943p:plain

f:id:reynbow:20180723011000p:plain

序盤から、鎌田が鈴木優磨に対して、空中戦でも地上でも分が悪い。
レイソルの攻撃は、サイドから裏へのパスを狙うが望みは薄い。中盤の3人で回して、相手が押し上げてくる裏を狙おうとしているのか。しかし、アンカー大谷とISHボギョン・小泉のコンビネーションが良くない。

守備でもISHの役割がはっきりしていない感じ。1失点目の場面は誰も永木についていない。なんか釈然としないままでいると、ボギョンが決めて追いつく。だが、そのあともアントラーズの攻撃に晒される。ひとつ助かったのは、アントラーズの右サイドからのクロスが、完全に亀川の手に当たっていて、ハンドだった。じぇ、JリーグにVARはないから^^; これで助かったチームが逆に勢いづくなんてこともありがちだけど、この試合にそんなことはなかった。

レイソルの守備で目に付くのは、アントラーズの選手がバイタルでちょいちょいフリーになる。相手につけていない。それと、亀川の寄せが甘い。クロスをスコスコあげさせてしまっている。シュートも撃たれる。2失点目もそう。もとの流れは鎌田がサイドに釣り出される→大谷がカバーでDFラインに吸収→空いたバイタルを経由して左の鈴木優磨。ただ、鈴木優磨がボールを受けた時は、レイソル守備陣は人数いる。いるから味方に当たってコースが変わっちゃうんだけど。今まで航輔のシュートセーブに助けられていたけど、それががなくなると、失点は増えるね。。。

 再びリードされて反撃したいレイソルだが、攻撃の連携がなんかフリーダム。近いところで人数かけているけど、連携がジャムセッションみたいな感じ。

前半終了間際に3失点目。最前線まで駆け上がった小池を狙ったパスがカットされる。ガラ空きの右サイドから鈴木優磨に仕掛けられる。ここでも、鎌田vs鈴木優磨。抜かずに上げた横パスに中村充孝が合わせる。パク・ジョンスをボールウォッチャーというのは酷だろうか。もっと相手につけないものか。

49分のシーン。小池のパスを昌子にカットされる。下りて受ける中村充孝に亀川が釣りだされる。中村充孝がライン間にいる永木に繋ぐ。残るは両CBに相手4人という4:2の大危機。53分に選手交代で、クリス→山崎。不満そうなクリス。

58分に4失点目。ボギョン一人で相手CBに寄せる。ボランチ三竿がフリーで受ける。土居が大谷-伊東の間で受ける。持ち運ぶ。レイソルDFラインずるずる下がる。土居のパスを小池がブロックするも、ワンツーとなり土居とGKが一対一。守備がズタボロ。走れないのが拍車をかけてる。名波さんの言ってたレイソルの穴ってここだと思うんだよね。伊東-ボランチの間。

62分に5失点目。小池のパスミスから、アントラーズが中央→右へ展開。ゴール前人数いるけど、右サイドからグランダーでゴール前を通過してファーで合わせられる。桐畑じゃないかな、ここは。

そもそも、SBあがってISHあがってボール失ったらピンチだよね。アンカーの大谷は足速くないし。

65分に6失点目。スローインから鈴木優磨が永木に落とす。あがってくる安西へパス。安西が自陣からドリブルで柏DFラインをぶち破る。パク・ジョンスは鈴木優磨に釣り出されてたから鎌田のみだけど。この試合は、CBがホイホイ釣り出されて繋がれすぎた。

終盤に、レイソルがCKから江坂が合わせる。試合は、2-6の大敗。

中断期間で積み上げたものに早速軌道修正が必要か。この即興攻撃で大丈夫か?パスミス多すぎでないかい。守備のテコ入れが優先か。次節は、早くもイニエスタと対戦。スタメンで出場してくれると嬉しい。